「念」について

「念」の意味は 思い とか 思いを込める
という意味があります。        ※ デジタル大辞泉より

この「念」という漢字 「今」と「心」に分解することが出来、
「今に心を込める」 という意味を持っているそうです。

私たちが多くの場合、考えているのは 
過去の過ぎてしまった出来事に対しての「悔やみ」とか
まだ来てもいない未来に対しての「心配」ばかりで
「今」に対して しっかり考えている時間はかなり少ないらしいです。

過去とは 今を過ごしてしまった結果であり
未来とは 今を積み上げた結果 手にするもの
つまり
過去を悔やむという事は 今をおろそかにした結果であり
未来は 今行っている行動のたどり着く先という事です

後悔しないためにも 欲しい未来を手に入れるためにも
「今」をどう過ごすのかが大切な課題と言えそうです。

「念」とは 今に心を込め一生懸命行動する事。
これは 小林正観さんの本に書いてありました。

「念ずる」
一瞬一瞬を 心をこめて 一生懸命に過ごすという事ならば

一念岩をも通す、念ずれば通ず これらの教えは
「心を定めて 今をしっかりと過ごせば 何事も達成出来る」という
事でしょう。

今出来る事を 今一生懸命にやる

今を大切に思い 行動して行かなければいけないなと思いました。

写真は 三社祭の日に 浅草神社の境内でとったお神輿
omikosi
金と黒の色合いが重厚で きらびやかな装飾が施され
とっても素敵なお神輿でした。