価値のはかり方

佐藤雅彦さんの「プチ哲学」のなかに
寿命は60メートルという内容の一説があります。

あるトイレットペーパーは多くの人に使われ、すぐに残り少なくなってしまいました。
そのトイレットペーパーは なんという短さだ もう老人だと 
自分の人生の短さを嘆きましたが
自分に言い聞かせるように
役に立った長さはみんな同じ(60メートル)だというんです。

これは
価値のはかり方には いろいろあるという話で
このトイレットペーパであれば 芯だけになってしまうまでの時間に価値があるのではなく
ペーパーの長さ60メートルをしっかり使われたという事に価値があるという内容でした。

私たちの日常にも いろいろな所で価値を測る場面があると思いますが

多くの方が持っている一般的な物差しだけで価値を測るのではなく
自分の中にある 自分固有の物差しで測る方法もあってもいいのではないか
という事だと思います。

回りの価値の測り方だけに惑わされずに 自分オリジナルの価値の測り方で
堂々と自信を持って自分を生き抜けたらすごいなと感じました。

先ずは自信を持って堂々と生き抜ける価値のあり方を見つけないと・・・。

さて私の物差しは?
そして あなたの物差しは何ですか?

sinagawa01
写真は 品川駅港南口から見たビル 最近のガラスはミラーになっているみたいで 
周りの景色が写りこみます。
たしかこの日は休日の朝で まだ人通りも少なく 静かな落ち着いた品川の駅前でした。