苦あれば楽あり

数日前 気分的にはイヤだなと感じる出来事がありました
そんな時 何となく頭に浮かんだのが「苦あれば楽あり」という言葉でした

この言葉は 「苦労もあれば 楽もある」とか「苦労の先には 楽がある」とか言われますが

その時 フッと頭に浮かんできたもう一つの意味
それは 「苦そのものが楽ではないのか」という意味付けでした

人は誰でも 苦しいよりは楽しいを選びたいものです
でも 楽しんで、楽しんで、楽しんで・・・・・
ただひたすらに楽しい事ばかりがあったら どうでしょうか?

きっと 毎日楽しいけれど・・・ なんか退屈だなぁ と思うのでは?
退屈と感じるようになると それはもう楽しいではなく 苦の一部です

楽しいばかりの中にあっても 苦は存在するし
苦しい中にあっても 楽は混在しています

例えば トラブルが発生し 一瞬頭が真っ白になっても
落ち着け、落ち着け なんか対策はあると思い
一度 席を離れ 缶コーヒーを購入し一口、二口
そうすると 頭は冷静さを取り戻し まずあれをやってみよう
次にこうやって・・・・と 対応策がまとまり席に戻り 対応作業をやっていく
この対応作業が順調に進むと 本来ならトラブル対応なので楽しむ余裕はないはずなのに
思い通りに事が進む嬉しさで 対応作業を楽しんでいる自分がいるなんてことありませんか?

冬のこの時期になると 学校の授業でマラソンが始まるようになり
マラソンが嫌いな子には イヤな時期になりますが 一方
運動部で毎日走っている子にとっては 日ごろの成果を見せる絶好のチャンス
当日が待ち遠しい事でしょう

事象はただマラソン大会があるというだけなのに
その事実に対して ある子は苦に思い 一方では楽しみにしている子もいる事実

苦ととらえるも 楽ととらえるも その人の心しだい

事実をイヤだととらえれば苦になるし 次はこうすればいいかもと対応策を考え
次回以降の発展性を考えられれば 楽にもなる

苦の真っただ中にいる人は楽にあこがれ
楽にどっぷりつかっている人は 退屈:すなわち苦を感じる
苦と楽は隣り合わせ、表裏一体で 苦あれば楽ありとは
苦の先に楽があるのではなく 苦そのものを乗り越えるその過程が楽なのかもしれないと
フッと思った次第です

写真は数日前に見つけた ちょっと虹色がかった雲

彩雲?
彩雲?

こんな風景を見つけると なんかいいことあるかも・・・ 
なんてちょっぴり期待してしまいます

今日も元気に。。。

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