ワンダフルライフを観て

阿川佐和子さんがゲストのワンダフルライフを見ました

阿川さんはアメリカで1年暮らした事があるそうですが
そのきっかけは 特に目標を持っていたわけではなく
単にグタグタとしてみたかったそうです。
向こうの人に そのことを言うと 素晴らしい 「人生やりたいときが旬」だ的に言われ 
いくつで結婚するとか いくつでこの仕事を達成するとか そんな縛りは別にないんじゃない 
と言われたとき 何かすごく解放された気分になったそうです。

多くの人は「夢を持て」「個性を持て」というけれど 自分にはそんなものはなく 
向上心も捨てたと話していました。

自分はあそこに行くはずだと思ていると 今日がつまらなってしまい 今が苦しくなる。
それよりも 今日が苦しく 辛い時でも どこかに喜びを見つけ、感謝の気持ちを忘れずに 
1日の終わりに 今日はこれが楽しかった、こんなことが幸せに感じたと思えたらいい 
日々が楽しく充実していること そしてコテッと死んでしまうのが理想だそうです。

更に
既に過ぎてしまったことに対しては
「反省はするけれど 後悔はしない」とも話をしていました。

ふと思ったことは イソップ物語の 「アリとキリギリス」で
アリは冬を考え 毎日一生懸命働いている
キリギリスは毎日歌を歌い楽しく過ごし やがて冬になり
キリギリスは寒さと飢えで困ったという話

この話としては 楽な事ばかりしていると
将来困ることが起こるよという戒め的な趣旨だと思いますが

キリギリスが冬になれば寿命がくるという事が分かって 
毎日をしっかりと充実させ 楽しんでいるのなら 
キリギリスの生き方も あながち間違っていないのかなと感じました。

人生は 百人百様。
私も 人のいう事に惑わされるのではなく
自分の思う道を 反省はしても後悔はしないように 生きていければ良いなと思いました。

写真は いつもの神社から見下ろした 板のミカン畑へ続く階段
kaidan01
梅雨空で しっとりとしていますが 向かいの山?からは
ウグイスの鳴き声も聞こえ 落ち着いた感じです。

人生デザインU29 「競り人」 を観て

先日 人生デザイン U29 競り人を見ました。

セリはセリ人と買い手との戦いで
セリ人は商品の良さや特徴をアピールしながらテンポ良く声をだし主導権を取って 
セリを仕切っていかなくてはいけないそうです。

セリ人がセリの主導権を取れないと 買い手に押し切られ高値を引き出すことができず 
結果 生産者の苦労が報われなくなってしまうという事でした。

セリ人は ただ セリを行えばよいのではなく
買い手と生産者 そして 買い手の先にある消費者までをも視野に入れ
それぞれに満足をもたらさないといけない。

良い競り すなわち セリ人が主導権を取った競りでは
その商品が どんな環境で 誰が どんな思いで生産しているのかを 
時には 生産現場を見たりして 把握し 生産者の苦労、商品の良さを頭の中に入れ 
セリの最中の緊迫した中で 商品の特徴を 買い手に上手に伝え 
より高値を引き出していくものだそうです。

番組の中で行われていたセリの様子も セリ人と買い手との間で駆け引きのある 
迫力のあるものでした。

生産者と 買い手の間に セリ人が立ち それぞれに満足を与える。

この辺りは 依頼者と 使用者との間にシステム構築者が立ち 
依頼者の要求と 使用者側から見た、使いやすさ 便利さのどちらにも 
満足を与える システム開発の様子に似ているなと思いました。

目の前の相手だけではなく 関係する多くの場面をも意識する。

自分の受け持つ部分だけを考えて仕事に取り組むのではなく、
それが影響する全体との関わりを考えるながら作業を進めることは
どんな仕事でも大切なことだなと思いました。

写真は 今 庭で咲いているユリです。
yuri01
初夏の雰囲気が伝わってきます

偶然性の発見

プチ哲学 佐藤雅彦さんの本の中に
ビジネスマン・ダニエル氏という題の話があります。

カエルのダニエルさんが石鹸箱を船にして川を渡ろうとすると 
石鹸箱にはあちこちに穴が開いていて船としては使い物にはなりませんでした。

しかしダニエル氏はいっぱい穴の開いている石鹸箱を利用して
シャワーを作り大成功したという話です。

このように 当初の予定にはなかったものが発見されたものの例として
よく付箋紙が挙げられます
当初は強力なのりを開発していたら 弱いけれども何度も使えるのりを
発見してしまいました。

このような偶然的な発見の事を「セレンディピティー」というそうです。

このセレンディピティーをより多く起こさせるには
いろいろなものに参加をする
多くの人に出会う
望むものの近くに行く
肯定的なものの見方をする
アイディアを隠しすぎない
等があるそうです

たしかに いろいろなものに参加したり 多くの人と出会えば
それだけチャンスが大きくなり
自分のアイディアも出しながら 肯定的に話を進めていけば
接点も広がり それを自分がしたいと思う方向性の中で行えば
望む高校での偶然的発見がされる確率は しない場合に比べて
遙かに大きいなと感じました。

偶然的発見を 偶然が起こるまで待つのではなく
たとえ偶然でも 能動的に動くことで その確率を高める
これは試してみたい内容だなと思いました。

※生物が環境の変化に順応させていくことを進化と言いますが
 この進化も偶然性の発見の積み重ねなのかな?

写真はタンポポの綿毛
tanpopo01
子孫を残すため 風に乗ってより遠くへ・・・
進化形の一つ?

上手にストレスと付き合う

スーパープレゼンテーションの「ストレスと上手に付き合う方法」を見ました。

一般的にストレスは病気の原因になると言われています。
実際ストレスが健康に悪いと知っている人が、大きなストレスを抱えると
死亡するリスクが43%もアップするそうです。

一方でストレスが健康を害すと思っていない人たちは
大きなストレスにあっても死亡するリスクは増えないそうです

これはどういう事かというと

ストレスに対する捉え方次第で身体の反応が変わっているという事だそうです。

ストレスは健康を害すると考えている人は ストレスになると心拍数は増え、
呼吸は早くなり、汗も出る だから心臓に負担がかかり身体に悪いと思っているので 
血管も収縮し 結果心臓への負担もかかりますが

ストレスが健康を害すると思っていない人は 心拍数が上がる、呼吸が早いのは 
課題に取り組むために身体が活性化されたためで、脈拍の上昇は身体が準備している証拠、
早い呼吸はより多くの酸素を脳に送っているから これらの反応は身体にとって有用なものと
とらえます。
こう考えると ストレスによる不安も軽減し自信が持てるようになります

実際 「ストレスが有用」 と考えている人達はストレスになっても
血管の収縮は見られなかったそうです

ストレスによる健康への被害は考え方次第。 
健康を害さないためには うまく付き合うことが大事だという事です。

そしてストレスになると 愛情ホルモンと言われ絆を強めるための行動を
促したりすることで知られているオキシトシンが分泌されるそうですが
これは ストレスを感じたときは一人で悩まずに誰かに助けを求めるよう
スキンシップを取りたくなるように分泌されるそうです。

さらにオキシトシンは傷付いた心臓細胞の再生を助ける働きもあり
心臓を健康にしてくれるそうです。

ストレスは健康を害する物という考えを改め ストレスとうまく付き合う事。
そしてストレスを感じたら人と触れ合い 早くストレスから回復するようつとめる事。

ストレスによる健康への害は 考え方や行動によって防ぐことが出来るようです。

ストレス社会と呼ばれている現代において ストレスをなくすことは難しいと思いますが
ポジティブな捉え方と 行動によってダメージを軽減させ ストレスに負けるのではなく 
ストレスを肯定的に捉えた 健康的な生活を送りたいと思いました。

写真はアジサイの花
ajisai01
花や自然に触れ合うと なぜかホッと安らぎます。
あちこちにある小さな 「ホッ」に触れ合い ストレスの低減につとめ
ストレスに負けないようにしたいものです。

諦めない!限界を自分で決めない!

一昨日のプロフェッショナル 仕事の流儀は
先週に引き続き本田圭祐さんの特集でした。

本田さんは
「天才はゼロとは言わないけれど ほぼいない」
あいつに出来て 自分にできないはずはないと思っているみたい。

出来る人を見て あの人は凄い。追いつける訳がないと思ってしまい
挑戦をあきらめてしまうか
自分だって頑張れば超えられると思い努力するかはその人の気持ちの問題であり
限界を決めずに頑張れば それを超えられる可能性があるのに
自分の限界を自分で決めてしまい 挑戦する事を止めてしまうから
それ以上になれなくなってしまうし 夢もかなわなくなってしまうと言っていました。

以前も
みんなが困難(問題)と思えるものでも見る角度を変えることでチャンスに思えるし
問題発生時に角度を変えてみる技術を高める(習慣にする)と 困難にぶつかった時でも
ポジティブに対応することができるようになる。

どんな問題も 見る角度を変えてポジティブに対応(行動)すればチャンスとなり 
ものにすることが出来るということを話していました。

頑張るか頑張らないかは自分の気持ちの問題なので 頑張るという事は
自分で決めることが出来る。
自分の人生を無駄にせず 後悔の無いように生きたいなら
最後まであきらめずに頑張ること。

今回の話しの中でも
どんな人にも どんな位置に今いる人でもチャンスはあり
それを目指すかどうかは 明日からではなくて 今日決めることが出来る
今日からでも やれることはあると言っていました

私も 頑張ると決めたら 今日からでも 出来る事をやり続けることが
大切だと あらためて 思った次第です。

最後に プロフェッショナルとはという質問に対して
「プロフェッショナルとは 自分がしている仕事に対して真摯であること
一生懸命で真面目であること 真面目というだけで十分プロだと思う」
と話していていました。

これを聞いて
Do the BEST は無理でも
Do my BEST は出来ると言われたことをフッと思い出しました。

物事のベストは 例えば納期が迫っていたら 不眠不休で作業をすると
いったような 時には自分の身体の限界を超える対応が要求されますが
自分のベストは 自分が後悔しないように とにかくその時出来る
自分の力を最大限発揮しようというもので 物事に対して一生懸命という
考え方に一致しそうです。

以前書いた
即今只今 ではないですが
何かをやると決めたなら 今から出来ることをやる 今を一生懸命にやる 
そう在りたいと思いました。

kumo01
写真の雲は 何となく鳳凰の頭の部分に見えて・・・・。

価値のはかり方

佐藤雅彦さんの「プチ哲学」のなかに
寿命は60メートルという内容の一説があります。

あるトイレットペーパーは多くの人に使われ、すぐに残り少なくなってしまいました。
そのトイレットペーパーは なんという短さだ もう老人だと 
自分の人生の短さを嘆きましたが
自分に言い聞かせるように
役に立った長さはみんな同じ(60メートル)だというんです。

これは
価値のはかり方には いろいろあるという話で
このトイレットペーパであれば 芯だけになってしまうまでの時間に価値があるのではなく
ペーパーの長さ60メートルをしっかり使われたという事に価値があるという内容でした。

私たちの日常にも いろいろな所で価値を測る場面があると思いますが

多くの方が持っている一般的な物差しだけで価値を測るのではなく
自分の中にある 自分固有の物差しで測る方法もあってもいいのではないか
という事だと思います。

回りの価値の測り方だけに惑わされずに 自分オリジナルの価値の測り方で
堂々と自信を持って自分を生き抜けたらすごいなと感じました。

先ずは自信を持って堂々と生き抜ける価値のあり方を見つけないと・・・。

さて私の物差しは?
そして あなたの物差しは何ですか?

sinagawa01
写真は 品川駅港南口から見たビル 最近のガラスはミラーになっているみたいで 
周りの景色が写りこみます。
たしかこの日は休日の朝で まだ人通りも少なく 静かな落ち着いた品川の駅前でした。

免許証の更新

今日は免許証の更新に行ってきました。
免許センターに着くと すぐに視力検査を行い
続いて 免許証の内容の確認 そして 更新手数料の支払い後
2階の講習室で ビデオと講習を受け およそ1時間半の更新手続きでした。

5年前に行ったときは もっとごちゃごちゃしていたような気がしますが
今回は流れ作業みたいにスムーズに事が進み 快適な更新となりました。

講習では 事故の多い時間帯は 今までは朝や夕方だったのですが
去年は一番事故が起こる時間帯がお昼前と お昼後に変わり
その理由は 少子高齢化で元気なお年寄りが昼間に動くことが多くなったのが 
原因らしいと話していました。

事故は被害者も加害者もどちらも悲惨なので
朝夕だけでなく、昼間でも十分に注意して運転するようにと話してくれました。

最近のビデオは事故の悲惨さを伝えるためか
実際の事故の様子を映しています。
こういう映像を見ると 本当に事故は怖いなと思います。

ほんのちょっとの油断が大きな事故につながってしますので
注意して運転をすること そして 譲り合いと思いやりの運転を
心がけないといけないなと 改めて思った次第です。

写真は新宿の花園神社境内で日向ぼっこをしている鳩
hato01

都会の雑踏の中 のんびりとくつろいでいます。
hato02

周りに流されず 自分は自分といった軸をしっかりと持つことが
心に余裕を生むのかもしれません。

夢! 結果と過程

先日 過程+哲学→結果で 

最近は余裕がなくて結果ばかり求め
過程を忘れていたかもしれない。

今の積み上げが未来であるように
過程のたどり着く先が結果だから
もっともっと過程を大切にしないと・・・。

という事を書きましたが

昨日 佐藤雅彦さんの プチ哲学 という本を読んでいたら
魔法の杖のページで カエルが神様に 憧れの子と一生を添い遂げたいとお願いした所 
神様がその願いを聞き届けてくれて 憧れの子と一緒に年を取った姿になったのですが
お願いをしたカエルは 「そうじゃなくて・・・」と言っている内容が載っていました。

そこの解説でも 最終的な結果が、目的ではなく そこに至る過程が目的であり
結果だけでは意味をなさない事柄も 日常生活には少なくないという事が書かれています。

たしかに結果だけあっても その過程がなければ楽しめない事柄はいっぱいあります。

夢も結果だけあるよりも その過程が体験できた方がより楽しいような気がします。

夢を持って 毎日を楽しく行動していれば 夢は実現すると言われています
これは「夢は 必ず 実現する」とか 「引き寄せの法則」などと言われているものです。

毎日が楽しく充実したものにすることが大切で この毎日の積み重ねが
年を取った時の姿になって その姿が 自分が思い描いていた姿であれば
最高という事でしょうか。

そういえば 子供がマネージャーをやっている高校の剣道部が
県の大会で男子4位、女子3位の成績を収め 東海大会に行くことになりました。
夢は全国でしたが 夢に向かって苦しいけれど練習を頑張った結果 掴んだ東海大会
これも苦しい過程があるからこそ 喜びもひとしおの事でしょう。
kendou03

kendou01

kendou02

私も 結果はわからないけれど 充実した毎日を過ごすという事は とても大事な事なので
実践していきます。

モチベーション

よく モチベーションが上がる、モチベーションが下がるとか
言いますが このモチベーションには 
外発的モチベーションと内発的モチベーションの2種類があるらしいです

そもそもこのモチベーションとは
何か行動を起こすときの動機つけ、やる気という意味ですが
このやる気の外発的、内発的はどんな違いがあるのでしょうか?

お小遣いが増えるから お掃除を手伝う
評価が上がるから 仕事を頑張るなど
外からの評価報酬を得るために起こす「やる気」を外発的と考え

好きだから 習い事をする
楽しいから 毎日習字の練習をするなど
外からの評価報酬ではなく 自分のやりたい気持ちで
起こす「やる気」を内発的というそうです

外発的やる気の特徴は その見返りがなくなると
途端にやる気がなくなることで
一方 内発的やる気は 自分の気持ちで起こす行動で
見返りを求めていないため 持続力、集中力の高さが
外発的に比べ とても高いそうです

では 内発的やる気を起こさせるにはどうしたらよいのかというと
お小遣いのために掃除をするのではなく
掃除をすることによって 部屋がきれいになり
綺麗な部屋で 心地よい風を受けながら読書をしようと思えば
内発的になり また
評価のために仕事をするのではなく
この仕事をしっかりすることで 自分のスキルがアップし
更に次のステップに行けると考えられれは内発的に変わります

ようはやらされていると気持ちで行動するか
やりたいという気持ちになるかの違いみたいです

いろいろと視野を外に向け 興味や楽しさ、好奇心の対象を広げ
いつもイキイキと前向きな気持ちで過ごせると
視点を変え やる気を保つことも可能になるような気がします

好きな訳、やりたい理由を自分で作れると
何に対しても内発的やる気で挑戦できるのでしょう

どんな時でも 視点を変えて内発的やる気で行動を起こせるよう
頑張らないといけないです。 

写真は去年の祇園祭の様子
maturi01